弊社の介護事業について


介護事業部  長谷川愛 ・ 磯野有希

 エムズコレクションでは、介護保険制度が施行される以前の1999年より介護分野での活動を始めました。病院勤務の看護師さんから「口腔ケアの重要性は理解しているがどこから手をつけたらいいのかわからない」と相談を受けたことが取り組みを始めたきっかけでした。その後、病院だけでなく介護施設へも活動の場を拡げてきました。
 介護の現場に関わっていて感じることは、この数年間に介護スタッフの方々の口腔ケアの受け止め方が少しずつ変化してきているということです。取り組みを始めた当初は、「何のために口腔ケアを行うの?虫歯予防?」という反応が多かったのですが、最近では「誤嚥性肺炎予防のため」と理解されている方がとても増えたと感じます。昔ほど、口腔ケアの重要性を理解していただくために苦労をするということはなくなってきました。
  しかし、だからと言って、口腔ケアが普及したかというとどうでしょうか?まだまだ口腔ケアに取り組んでいる施設は少ないと感じます。何故、口腔ケアに取り組まない(取り組めない)のか、介護現場の方々にヒアリングをした結果、「重要性は理解していても、道具は何を使えばいいか?どうやって使えばいいか?がわからず実践は難しい」という声があがってきました。
 そこで弊社では、口腔ケアの重要性が理解されてきた現在では、施設ですぐに導入できる実践的なセミナーを開催することが、口腔ケアの普及に繋がると考え、2005年からは、ケアグッズの種類、使用法を実習しながら習得していただくセミナーを開催してきました。
 また、弊社では“介護スタッフの方にご自身の口腔の健康についても考えてもらう”ことも重視しています。自分の歯みがきがうまくできない人が、他人の歯みがきを上手に行うことができるでしょうか?まずは、自分自身の口腔ケアを習得していただくことが、介護現場の口腔ケアの実践に不可欠ではないかと考えています。さらに、現在、介護予防のための口腔ケアが注目されていますが、“介護予防”とは何でしょうか?平成18年度から始まる新予防給付や地域支援事業の対象になるのは要支援の高齢者の方たちなどですが、介護状態になることを予防するのが“介護予防”ですから、そういう広義の意味で捉えた介護予防対象者は何も高齢者だけではないと思うのです。もっと若いうちから介護予防に取り組んでいただきたいと私たちは考えています。30歳以上の80%が歯周病にかかっている(歯科疾患実態調査)というのが現在の日本の状況です。歯周病で歯を失う人が多いことを考えると、歯周病に罹患している人は“(口腔の)要介護予備軍”と言ってもいいのではないでしょうか?ですから、ご自分の口腔の健康管理を行うことで自分の介護予防を実践していただき、日々のお仕事の中で関わっていく高齢者の方の口腔にも興味を持っていただくことが大切だと考えています。
 弊社では今後も『介護スタッフの方やご本人が継続できる口腔ケア』を提案し続けていきます。どこかで皆様にお会いできることを願っております。



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